| Ⅸ章安全と安心 Ⅸ‐２基礎編 Ⅸ．２・３男性と女性 左脳と右脳の橋渡しをする連達回路の太さには男女間で差があり、前章で述べたように男性より女性は太い。そのため、男性の脳と女性の脳には構造的な違いが出来てくる。男性の脳梁が細いと言う事は左右の脳からの情報の流通量が非常に悪い。ところが、女性の脳梁は太いため左右の脳から情報を通し、活発に交換しあう。これは長年に渡る男女間の役割分担の末に、脳が自分の役割に適応しようとして男女差が出来たものと思われる。そのため、男性の場合は左脳と右脳を個々別々に考え、思考は混じり合うことなく整然とし、一つの事柄を突き詰めて、まとめ上げるのに向いている。反面、自由な発想がうまく出来ない。女性は左右の脳で同時に考える。従って、思考はあちこちに飛躍し、思いもよらない発想をする。想像力もどんどん広がり、全く新しい概念を生み出させる。しかし、一つの事に凝り固まることに不向きである。男性はひたすらじっと一点を見つめる。女性はまんべんなく全体をいろいろな角度から眺める。これは原始時代、男性は家族を護るために狩猟に出かけ、群れを作り、獲物を獲得するために物事に棄中して獲物を探した、攻撃的である。それに対して女性は子供を護るために常に周囲に気を配り、あらゆる情報を取り入れようとする、防護的である。そのため、女性は感がさえており、時として一瞬にして「嘘」を見破り隠されている真実を暴いたりする。そのため、霊感を持った魔女が生まれたりする。男性は女性に嘘をついてはいけない、すぐ、に見破られてしまう。これらについては表Ⅸ‐２に整理した。  |