ＩＣＲＰ２００５年勧告について
東京大学原子力研究総合センターＩＣＲＰ第４専門委員会メンバー
　　小佐古敏荘

　ＩＣＲＰ２００５年の新勧告については２００４年１０月に中国・北京にて開催されたＩＣＲＰ全体会において主委員会他、第１・第４委員会にて検討が行われた。既に、ＩＣＲＰホームページにおいてドラフトレポート（ＲＰ０５）が公開され、広くコメントを求めているところであるが、重ねて各委貝会での検討事項を盛りこむために、全体会等を組み合わせた議論が行われた。
　２００５年勧告の骨子は以下のとうりである。

勧告の要約
１．緒言
２．委員会勧告の目的と適用範囲
３．放射線防護で使用される諸量
４．放射線防護の生物学的側面
５．一般的な防護体系
６．委員会が個人について要求する防護レベル
７，防護の最適化
８，勧告の適用範囲からの線源の除外
９．医療被曝
１０．潜在被曝
１１．環境の防護

　図表画面をクリックすれば拡大画面になります